こんにちは、lepalepaです。
皆さんは時間の流れをきちんと認識できていますか?
この記事では作業してもどれだけやったかわからなくなってしまう人のため、時間感覚を身に着ける方法とそのためのツールを紹介します。
時間感覚がない
というのも、私は何かをやり始めると無意識に5時間ぶっ続けでやったかと思えば、時間の経過が感じられず「時計の針がおかしくなった!」などの感想を抱く。一方「めっちゃ作業した~頑張った~」と思っても1時間経ってなかったり、時間感覚がおかしいことがよくあります。
また、1日きちんと作業し成果を挙げていたにもかかわらず「何をどれくらいやったっけ?今日何もしなかった…」と思い出せない。
発達障害傾向がある人はこれが顕著だとされています(私も服薬中の当事者です)。しかし、そうでない人にもこのようなことは起きています。
多くの人は一日に何をやったか正しく認識していない
皆さんこんな心当たりはありませんか?1日PCの前に向かっていたにもかかわらず、気になっていたニュースを読み、他のやるべきことの進捗を気にしてみたり、資料を開いて悩んでフリーズしている時間がほとんど。ハッと気づくと時間はもう少ししかないのに何も終わっていない。焦って最後の数時間で手を動かして完成させる。
これは一見終わっているからよさそうなものの、実際の作業時間は数時間にも関わらず本人は「1日頑張ったな!」と感じてしまいます。
これを続けていると徐々に「出している成果」と「自分の頑張った感」が離れていき、「頑張っても報われない」といった認知に繋がってしまいます。事実だけ見ると成果が上がっていないのだから、報われなくても自然なのですが…。
成果の分だけ胸を張るために
このような認知を生まないために重要なのが「自分がどれだけやったか客観的に認知する」ことです。これは、①かけた時間②出来上がったものが具体的にわかっている状態を指します。
例えばあなたが論文を読んだなら
①1時間かけて
②ある論文をざっと読み、メモを作った
ということがきちんとわかっている状態が理想です。記録が取れていると更に良いです。
これを一日の中で続けると①②のペアがいくつも生まれ、何にどれくらい時間を割き、何を成果として残したのか明確にすることができます。
一日の最後に成果が上がった感じがなくとも、その記録を見返せば「これだけ頑張ったな」と自分を正しく褒めることができます。サボってしまったのなら逆に反省にも繋がります。
Toggl Trackのすすめ
理想的な状態がわかっても、大きな問題があります。そう、それは「記録はめんどくさい」のであります。
もうそれは痛い程わかります。何かを続けるのは、習慣化するのはとてもめんどくさい。本当にめんどくさい。めんどくさいことは辛いことなので続かない。続かないと意味がない。
そんな私が使っているのが「Toggl Track」というアプリです。Windows, Mac, iOS, Androidに対応しており、複数のデバイスで同期が可能です。
実際の画面はこちら。これは私の10/2の記録です。
Toggl Trackの長所は
・タスクにかかった時間が視覚的にわかりやすい
・タイマーon/offで記録が簡単
・UI
・複数端末で同期可能
などが挙げられます。
1日をこの記録と共に過ごすと、その日の夜どれだけ作業をしたか正しく認識することができます。
また、長くかかったタスクは大きな面積で表現されるため時間の経過を視覚で確認でき、時間感覚を鍛えられます。
時間感覚が鍛えられると予定が立てやすくなり、不必要な焦りに襲われることも減ります。良いこと尽くしですね。
めんどくさがりにオススメのルール
ここまで長所を述べてきましたが、大事なことは継続することです。
継続的に記録を行うことで、何にどれだけ時間をかけているかわかってくるためです。
しかし、私のような性質を持った人にとって継続は苦手分野の一つです。
そこで私は3つのルールを定めています。
気が散ったらタイマーを切ってそれをやる。気が散ってもいい。
これは一部の人にありがちな出来事だと思うのですが、
作業Aをやるつもりでタイマー始めたけど、急にBがやりたくなった!!
ということがあります。そんな時は作業Aをやらなきゃ!と無理するより、タイマーを切り替えてBをやりましょう。
この方法のいい所は、作業Bをやる前に作業Aをやっていたことを思い出せるところです。
Toggl Trackの導入前は何かやらなきゃいけないことがあって始めたのに…なんだっけ…となりがちでしたが、これを導入してからすっかりなくなりました。
やりたくない(元気がない)時は無理しない。
「不明」とか書いておきましょう。何なら空白にしておけばいいです。私は「虚無をやっていた」と書いています。大事なのは完璧にすることではなく、1日1タスクでも記録し続けることです。何もしてなかった、という記録でも全然良い。記録したあなたが世界一偉いです。
凝らない。情報は最低限に。めんどくさいこと禁止。
いちいちタスクにコメントをたくさん書いていると面倒くさいので禁止です。プロジェクトの分けすぎも整理がつらいので禁止です。時間感覚がついて記録が残ればいいので、なるべくシンプルにいきましょう。どうしても何かしたくなったら過去の記録を見直したり、タスクに作業量でも書きましょう。
何度でも書きますが、最も大切なのは継続して記録&確認することです。
集中すると数時間が溶けてしまう人は、ぜひToggl Trackで時間感覚を鍛えてみてください。
読んで頂きありがとうございました。
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