EBウイルス扁桃炎が痛すぎる(闘病日記編)

体調管理

こんにちは、lepalepaです。

皆さんは扁桃炎にかかったことがありますか。もしかしたら今かかっていて、病床から検索で辿り着いてくれた方でしょうか。

世界がGWでお休みの中、GW全期間を扁桃炎できっちり吹っ飛ばしたので供養記事です。

現在扁桃炎で仲間の様子が知りたい方、扁桃炎の症状を調べている方の参考になればと思います。

以下のブログも病床にいると元気が出るのでオススメです。今辛い人、私も辛かったです。頑張りましょう。治ったらご飯美味しいですよ。

【症状1日目】

ちょっと喉が痛いなと思いつつ日常生活を送る。

【2日目】

喉がさらに痛いと思ったのでのど飴を購入しつつ日常生活を送る。

【3日目】

喉の痛み悪化。痛み止めを飲んで日常生活を送る。やや食欲がなくなる。

【4日目】

喉の痛みさらに悪化。市販の扁桃炎の薬などを飲むが効果なし。食欲を完全に失う。

【5日目】

朝、市販の痛み止めを飲んでも声が出ないほど喉に激痛が走るようになる。何もしていなくても喉がヒリヒリ、息を吸うと息が当たってさらに痛い。水はおろか唾すら飲むのも激痛。

しかし痛み止めに入っている解熱剤のおかげか熱は36.6~37.0あたり。もともと平熱が高めなのでほぼ平熱と言っても差し支えないレベルです。

痛くて仕方がないものの熱はないので近所の耳鼻咽喉科を受診。痛み止めや抗生剤を含む薬の処方と抗生剤の点滴をしてもらい帰宅。明日も点滴に来るようにとの指示。

しかし、この日が地獄の始まりでした。痛み止めを飲むと少しだけ痛みが和らぐものの、やはり痛い。とても痛い。薬飲むのも激痛。痛み止めは胃が荒れるので何か食べてから飲むように、との指示でしたがこれがまた地獄。アイスですら食べられず、ウィダーを痛みに耐えながら気合いで胃に叩き込んで痛み止めを飲んでました。しかし明け方には喉の炎症が悪化してきたのか、痛み止めの効果は微塵も感じられず常時痛いだけでなく唾を飲んだ時はあまりの激痛で涙が出るレベルになりました。

【6日目】

朝を待って点滴のために再び受診・点滴を受けました。また、痛みが激しいことを伝えると座薬の痛み止めとステロイドを処方していただき、点滴を次の日にまたもう1度行うことになりました。

この日は2種類の痛み止めを使うことでまだ常識的な痛みになったので、何とか柔らかいものであれば胃に入れられるようになりました。しかし、扁桃線が腫れに腫れており喉が狭いため大層飲み込みづらかったです。

【7日目】

次の日は前日に行った血液検査の結果を見つつ点滴をしてもらいました。この結果溶連菌がプラスであること、血液検査の結果から細菌性とウイルス性の混合感染であることがわかりました。

点滴を打っているにも関わらず痛みは全くよくならず、痛み止めのうち座薬と飲み薬のどちらかが切れた瞬間非常識な痛みに襲われるようになりました。ウイルス性であれば抗生剤も効かず免疫で治すしかないとのことで、精神的にも非常にきつい状況でした。

また、発症から退院まで通してすごいお腹減ってるのに喉が痛すぎて全然食べられない地獄もまた精神を削ってくる一因でした。熱はなく頭を含めた全身状態はあまり悪くないので、余計に鮮明につらさを感じます。ただ熱がこもりやすいみたいな全身の違和感はありました。

【8日目】

状況変わらず。痛み止めが切れないように注意しながら過ごす。明け方に悪化し1日目の明け方に似た状態になる。

【9日目】

心身ともに限界かつ痛み止めが切れそうだったので、点滴を打ってもらった病院に再受診。大きな病院に入院するため紹介状を書いてもらう。

【10日目・入院1日目】

紹介状を書いてもらった病院を受診。コロナの抗原検査や血液検査などを経て入院が決定。診断は急性扁桃炎で、入院期間は1~2週間とのこと。

家にいる時は痛み止めを切らさないことに注力していたものの、病院で検査などをしていたら痛み止めが切れ初める。この中で入院手続きや家族など影響がありそうなところへ連絡をするのが本当に辛かった…。どうしてもこの日は付き添いに来れる人が周りにいなかったので一人で行きましたが、体調がギリギリの中での入院手続きは本当に辛いので多少無理してでも誰か付き添いで行った方がいいと思います。私も誰かが入院しそうになったら無理してでも付き添うと心に決めました。辛すぎて。

入院後すぐに点滴を開始し、痛み止めをもらってひたすら横たわっていました。痛いというのはこんなに精神を削るのかと思いました。

しかし、入院したことで痛み止めが切れたらお願いできる、その元気すらなくても看護師さんが声をかけてくれる・入院する以上に早く良くなる方法はないので大丈夫という安心感があってとてもよかったです。

また、どうしても飲み薬が飲めないときは点滴で痛み止めを処方してもらえたので本当にうれしかったです。泣くほどつらい思いして飲まなくていいので…

【11日目・入院2日目】

今日も痛みは変わらず。痛み止めがないと非常識な痛みに襲われます。しかし、座薬と2種類併用しなくても常識的な痛みに治まるようになりました。

ごはんはおかゆと副菜だったのですが、おかゆは痛み止めがあればギリギリ完食可能、副菜は飲み込めないので厳しいという状況でした。栄養をつけることで治りが早くなると言われたので無理やりおかゆだけは押し込みました。

夜は痛み止めが効き眠気がない時間があったので音楽を聴いたり、漫画を読んだりして無理のない範囲の娯楽を楽しむようにしました。

あと精神的に塞ぎそうだったので退院したら食べるものリストとやりたいことリストを作ってメンテナンスを心掛けました。ちなみにこの時も食べられないながら胃は空腹を激しく訴えてくるので食べたいものリストは完全に肥満まっしぐらの内容になりました。

【12日目・入院3日目】

明け方ごろ解熱剤(=痛み止め)を飲んでいるにも関わらず38度の熱が出る。全身寒いのに熱い、頭は朦朧とすごいことになりました。氷枕をもらって無理やり寝る。この日は氷枕とともに過ごしました。気持ちよかった。夜ごろには下がって大分体が楽になりました。体にこもっていた熱が少し抜けた感じ。

正直何もやる気は起きなかったのですが、なんとか人間の形を保つために簡単なものからiPadで読書したり音楽を聴きながら過ごしました。

【13日目・入院4日目】

朝、痛み止めを飲んでいるときの喉の痛みが少しだけ和らぐ。血液検査の結果、EBウイルス性の扁桃炎であることがわかる。また、血液検査の結果が入院時よりよくなり白血球数が正常値に戻ったため退院が明日に決まった。この日は嬉しくて売店でハーゲンダッツ買って食べました。

しかし喉は痛いし息苦しいし全身状態はやはりあまりよくないので、基本は横になってぐったりしてました。少し体の調子がよくなったタイミングで読書したりスマホゲームしたりしてました。(ちょっとずつ頭を使う娯楽が可能になった)

この日の夜にようやく点滴が外れました。頭がおかしくなって点滴台にポチと名前をつけてかわいがってました。

【14日目・入院5日目(退院日)】

痛み止めなしに夜から朝まで寝ることに成功。ここまで睡眠は痛み止めがあっても3~4時間に一回起きていたので革命でした。さらに痛み止めなしに朝食を完食・喜び勇んで退院しました。しかしまだ喉はまあまあ痛い(3日目の痛み止め飲んでた時ぐらい)し、息苦しいしで全身状態はなかなか悪い。きちんと休んだあと活動できる時間が生まれるくらい。

また、点滴が入っていた右手が動かしづらく、ある動かし方をすると痛むようになりました。

コンビニに散歩に行ってみたり、家事をしてみたり読書・久しぶりのゲームを少しずつ触ってみる。外って…楽しい…

退院後初めて食べたおにぎりは本当に美味しくて約2週間ぶりに「心からごはんがおいしい」を思い出すことができました。

ピーク時に家で食べていたうどんも退院してから改めて食べると美味しすぎてひっくり返りました。

【15日目・退院後1日目】

喉の痛みもやや治まる。そこまで食欲はないものの、いざ食べるとご飯がおいしすぎてひっくり返る。(2日目)

その日やらなきゃいけないことが少しあったので、それだけ無理やりやった。しかし息苦しさが復活してきたので数時間横になってました。息苦しいときはいつでも頭を使わなくていいスマホゲームや漫画が味方です。

【16日目・退院後2日目】

喉の痛みはほぼ消失。やや違和感はあり。まだあまり食欲はないものの、ご飯がおいしすぎてひっくり返る。全身状態も少しよくなったので、このブログを書いたりしています。

まだ息苦しかったり、肝臓がまだ悪いのかお腹の上の方がぽっこり&食欲はあまりないのでまだまだ完治とは言えない状況。無理して悪化しないように注意したいです。

【追記:その後の生活について】

体力がごっそり落ちました。それに伴って集中力も。扁桃炎にかかる前は週2~3くらいで運動(リングフィットアドベンチャー)を習慣にしていたのですが、この習慣を戻すのが辛いのなんの。元々できていたことができなくなっていて、それを少しずつ取り戻していくのはなかなか苦痛です。

1ヶ月弱の入院では本当に元に戻るまで3ヵ月と言われていますが、精神的な面まで含めてきちんと戻せたのは4か月ほどかかったと思います。(しかも3ヵ月経過のタイミングでワクチン接種のためまた運動習慣が崩れてしまった)

今はとても辛いと思いますが、必ず治ります。読んでくださっている闘病中の方が少しでも早く治ることを祈っております。また、回復して少しずつ自分のペースに戻そうとしている方もまた違った苦しみがあると知っています。無理せず少しずつ生きていきましょう。

読んでくださりありがとうございました。

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